【追記パート】PPFは「透明だけではない」| カラーPPFの登場でカスタムと保護が両立する時代へ
- ベストフィット 合同会社
- 12月6日
- 読了時間: 3分
従来、PPF(プロテクションフィルム)は「透明フィルム=塗装を守るだけ」というイメージが一般的でした。しかし近年、世界的メーカーから カラーPPF(カラープロテクションフィルム) が続々と登場し、
“色を変えながら塗装を守る” という新しい選択肢が生まれています。

カラーPPFは、TPU(熱可塑性ポリウレタン)ベースの素材で構成されており、従来の透明PPFと同じく以下の性能を保持します:
厚み:約150〜200ミクロン
高い耐紫外線性(TPUの特性)
セルフヒーリング(自己修復)
耐摩耗・耐飛び石性能
黄ばみにくく透明性が高い
紫外線や熱による劣化が起こりにくい
このため、保護性能は従来のPPFそのままに、ラッピングフィルムのような見た目の変化を同時に実現できます。
■ カラーPPFがラッピングより優れている理由(技術的観点)
カラーPPFは、PVC(塩ビ)を使うラッピングとは異なり、TPUベースのため 紫外線・熱への耐久性が圧倒的に高い のが特徴です。
実際、
● ラッピング(PVC)
紫外線で硬化しやすい
変色・退色が早い
熱で縮む、端が浮くことがある
屋外保管だと寿命が短くなる(3〜5年)
● カラーPPF(TPU)
紫外線劣化が非常に起こりにくい
TPU特有の“柔軟性”で浮き・縮みが少ない
退色が遅く、色を長く維持
飛び石・スクラッチ保護能力は透明PPFと同等
耐久性は5〜10年クラス
つまり、カラーPPFは 「見た目の自由度はラッピング、耐久性と保護はPPF」 という“いいとこ取り”のポジションのフィルムと言えます。

■ カラーPPFの種類(例)
カラーPPFはメーカーによってラインナップが異なりますが、一般的には以下の種類があります:
マットブラックPPF(人気No.1)
グロスブラックPPF
スモーク系PPF(ライト・テールランプ向けも増加)
カラーフルPPF(ブルー、グリーン、レッドなど)
カーボン柄TPUカラーPPF
カメレオンカラー(偏光色)PPF
従来のラッピングでしか実現できなかった「カラー変化」が、ついに 高耐久・高保護のPPF領域でも実現されるようになりました。
■ 「保護 × カラー」を求める方にはカラーPPFが最適解
こんな方におすすめです:
黒・白ボディをカスタム感あるマットにしたい
飛び石や擦り傷のリスクも減らしたい
ラッピングより長持ちする色変えをしたい
メーカー純正色にない特別なボディカラーを楽しみたい
愛車を長期間美しい状態でキープしたい
特に高級車・スポーツカー・SUVでは、「フルマットPPF」や「マットブラックPPF」 が人気上昇中です。
■ 従来の二択から三択へ
以前は
塗装を守りたい → 透明PPF
色を変えたい → ラッピング
という2択でした。
しかし現在は、
✔ ①透明PPF(保護)
✔ ②ラッピング(デザイン)
✔ ③カラーPPF(保護 × カスタム)
という「三択」の時代に入りました。
■ ガラージュボーテではカラーPPFの取り扱いも可能
カラーPPFは施工難易度が非常に高いため、どの店舗でも扱える商品ではありません。
ガラボでは、曲面処理・端処理・テンション管理など高レベルの技術を求められる TPUフィルム施工に精通した施工技を両立した施工が可能です。




コメント